【男性不妊】精子力改善の方法とは?|枚方市樟葉 はやし鍼灸整骨院

まず最初に知っておいていただきたいこと。

精子は74日のサイクルで新しく作られているので、生活習慣の見直しによって6~7割は改善可能である。


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ここで言う“精子力”とは、「受精して妊娠を成功させる力」を指し

・精子数
・運動率
・質(染色体異常の有無)

が検査での指標になります。


以下、精子力低下のおもな原因とその対策についてまとめました。




〈精子力低下の2大要因〉


①活性酸素の蓄積

活性酸素は呼吸によって生まれる。
溜まり過ぎると毒となり、精巣で精子を攻撃してしまう。
元来、これをかき消すシステムがあるが、うまく働いていないのは生活習慣の問題。


【対策】

・禁煙

・飲酒はほどほどに

・軽めの運動
(例えば30分程度のウォーキング)

・座り過ぎない
(1日5時間以上座る人は、約30%精子の数が少ないというデータがある)

・飽和脂肪酸(肉・揚げ物など)を多く摂り過ぎない
(1日の摂取カロリーの10%を超えると精子の数が大きく減少するというデータがある)

・オメガ3脂肪酸、ビタミンCなど、酸化を抑える物質を多く摂る

・魚(オメガ3脂肪酸)を食べる
(魚を多く摂った男性は精子の数が多いことがわかっている)

・亜鉛の摂取

・禁欲しない
(禁欲は2日で十分)



②テストステロンの不足

テストステロンは精巣で作られる男性ホルモン。
主に夜の間、脳からの信号を受けて分泌され、精子の形成を促す。
テストステロンが下がると、精子の数が減ったり質が悪くなったりする。


【対策】

・睡眠時間の確保
(睡眠時間が6.5時間未満の人は、7時間以上の人に比べて精子の数が22%少ないというデータがある)

・睡眠の質を上げる
(電気は消す・カーテンは遮光に・スマホは就寝30分前まで)

・ストレスを溜めない

・飲酒はほどほどに、食事は①を参照



その他

・長風呂・サウナを避ける

ぴっちりした下着をはかない

カフェインは摂り過ぎない



以上です。

不妊や流産などの約半数が男性側の問題と言われています。
是非、ご参考になさってください。