【腎陽虚と不妊】身体づくりは誰のため?|枚方市樟葉 はやし鍼灸整骨院

昨日、不妊治療で来られた患者さん。

通院は昨日が3回目。


初診では常に腰・臀部の冷えを感じ、夜中には2回トイレに行くという。

当然、睡眠も良質ではなかった。


BBTは二相性で悪くはないが、全体的に低め。

舌脈を考えても、明らかに腎精・腎陽不足だ。(身体を温めるエネルギー不足・冷え)


昨日お話を伺うと、睡眠が随分と良くなり、夜中トイレに起きることもなくなったとのこと。

睡眠がしっかり取れているのだろうか、表情が前回よりも柔らかく、そして晴れやかに見える。

白くて大きかった舌には程よい赤みが戻り、軟弱無力な脈には力強さが出た。

鍼灸治療を行うと、比較的早い段階で、こういった良い身体の変化が出ることが多い。


女性の健康の延長線上に妊娠がある。

これは切っても切り離せない。


冷えは万病の元。


「妊娠のために」と気張らずに、ご自身の健康のために、指導した自宅療法も無理なく続けていただきたいと思います。