2012.11.13
カテゴリ:不妊症
着床後の鍼灸治療について|枚方市樟葉 はやし鍼灸整骨院
当院では、不妊治療で着床された方は、妊娠15Wまでの鍼灸治療の継続を推奨しています。
不妊治療を受けられていた方は「冷え」や「循環不良」体質の方が多く、妊娠の継続を応援するという意味で、安定期に入るまでは鍼灸治療を続けましょう、ということです。
このような目的の治療を「安胎治療」「養胎治療」と言います。
文字通り、胎児を安定させる、そして養うという意味です。
基本的な治療方針は【補腎健脾】で
・胎児をしっかりと安定させる働きの腎
・胎児を養うエネルギーを生み出す働きの脾
をそれぞれ補い、そして活性化するような治療をします。
治療部位は腰背部・手足が中心で、弱刺激でゆっくりとしていただきます。
また、安胎治療を行う妊娠初期は、ホルモンバランスの急激な変動に伴い自律神経が乱れやすい時期(症状としてはつわりなど)ですので、そのような意味でも鍼灸治療は有用かと思います。