流産と養生について|枚方市樟葉 はやし鍼灸整骨院

自然流産の確率は全妊娠の15~20%で、決して稀なことではありません。

早期流産の大半は胎児側に原因があるとされていますが、現代医学的には原因不明なものも多くあります。

その「原因不明」の中には、東洋医学的に診ると「安胎力」や「養胎力」に乏しい体質である場合が少なくありません。

東洋医学では流産を「小さなお産」と捉えており、それだけ身体には大きな負担がかかっています。

そのため、流産後にはまず身体をゆっくり休めて消耗した気血や腎の機能を回復させること、そして流産後に滞りがちな子宮内をリセットするために気血を十分に巡らせることが重要です。

その上で今後のために体質を見直し、「安胎力」「養胎力」のある身体に整えていきます。


流産は自然の淘汰、これは受け入れざるを得ません。

私達にできることは事前に心身を整えること、あとは小さな命の力を信じて応援してあげることです。